Philips 328P6VUBREB/11でG-SYNCをオンにできるか検証してみた

(サポート外の動作であることなど、多少の留意点はありますが)
G-SYNCをオンにできることが確認できました。
以下の動画をご覧ください。
G-SYNCオフでは見られるテアリングがG-SYNCオンでは消えているのが分かります。

経緯

1ヶ月ほど前にPhilips 328P6VUBREB/11を購入しました。6万円ほどという価格ながら、4K(3840×2160)解像度でDisplayHDR 600認証を受けているというのが購入の決め手でした。
5chやTwitter上では「実はAMD FreeSyncやNVIDIA G-SYNCに対応しているらしい」という情報があったので、「動けば儲け物」程度の気持ちで試してみることにしました。

検証

今回検証に使用したGPUはNVIDIA GeForce RTX 2080、OSはWindows 10 Pro (1909)、GPUのドライバはGeForce Game Ready Driver 451.48です。
なお、接続にはDisplayPortを使用し、HDRはディスプレイ上でもWindows上でも有効化した状態にしています。

NVIDIA コントロール パネルを起動し、「G-SYNCの設定」で「G-SYNC、G-SYNCとの互換性を有効化」をクリック。ウィンドウ表示での有効化に関しては、今回は「ウィンドウ表示と全画面モードを有効化」にしました。変更するディスプレイとして「Philips PHL 328P6VU」を選択し、「選択したディスプレイ モデルの設定を有効化」にチェックを入れ、「適用(A)」をクリックすると、画面が一瞬暗転し、G-SYNCを有効化することができました。

続いて、G-SYNC Pendulum Demoで実際にG-SYNCの挙動を確認してみました。結果は冒頭に動画で示した通り、G-SYNCオフでは見られるテアリングがG-SYNCオンでは確かに消えていることが確認できました。

留意点

  • この動作はサポート外です。
    姉妹モデル(?)の326M6VJRMB/11と基板周りが共通であるためにこのようなことが発生しているのでしょうが、コストダウン等のため予告なくG-SYNC非対応となる可能性があります。
  • G-SYNCの実用可能なフレームレート範囲はあまり広くないかもしれません。
    動画ではわかりにくいですが、40fps近傍では画面の明るさが変動する箇所があります。

以上、簡単ですが、Philips 328P6VUBREB/11でG-SYNCをオンにできるかの検証結果でした。

おまけ

今回検証したPhilips 328P6VUBREB/11ですが、NTT-X Storeの商品ページではたびたびクーポンが出ているようで、2020年7月27日(月) 10:00まで54980円で買えるようです。

タグ , , . ブックマークする パーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*